2013年5月5日日曜日

日台関係は過去最良の状態に:東日本大震災での台湾人の支援

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●3日、シンガポール華字紙・聯合早報は記事「馬英九総統:日台関係は過去60年で最も良い」を掲載した。写真は松島の福浦橋。台湾との絆の懸け橋とも言われている。東日本大震災で大きな被害を受けたが、台湾の義援金で修復された


レコードチャイナ 配信日時:2013年5月4日 21時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=71948&type=0

東日本大震災での台湾人の支援、日本は今も感謝
=日台関係は過去最良の状態に―台湾総統

 2013年5月3日、シンガポール華字紙・聯合早報は記事
 「馬英九総統:日台関係は過去60年で最も良い」
を掲載した。

 香港紙・文匯報によると、2日、台湾の馬英九(マー・インジウ)総統は大学、専門学校の傑出公益サークル、サークルリーダーの“傑出青年賞”受賞者と会見した。席上、東日本大震災で台湾市民が続々と義援金や支援物資を送ったことに日本人は今でも感謝していると述べ、日台関係は過去60年で最も良い状況にあると評した。

 馬英九総統によると、東日本大震災の際、台湾から500~600トンの支援物資が送られたほか、約200億円の義援金が贈られた。
 義援金を送った94の国・地域の中で最多となった。



サーチナニュース 2013/07/02(火) 09:33
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0702&f=national_0702_005.shtml

【中国BBS】日本ってこっそり台湾独立を支持してないか?

  中国大手検索サイト「百度」の掲示板に
 「日本ってこっそり台湾独立を支持してないか?」
というスレッドが立てられた。
 スレ主の主張に対して、中国人ネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

  スレ主の99荷物さん(ハンドルネーム)によれば、日本は中国と台湾を区別しているだけでなく、2012年から施行されている新たな在留管理制度で
 台湾人が在留カードに“中国”ではなく“台湾”と記入できるようになったことを指摘し、
 「日本はこっそりと台湾独立を支持している」
と主張した。

  中国のネットユーザーからは、
●.「日本の立場からしたら独立を支持するのは当然でしょう」、
●.「オレもそう思っていた。台湾、香港、マカオは中国とは違う」、
●.「国民党政権は確かに成立しているしね」
など、意外にも理解を示すコメントが寄せられた。

  中国の学校では、“中国の台湾省”として教えられるため、学歴の高くない人のなかには、同じ中国なのになぜ台湾に自由に行き来できないのか、よく分かっていない人も少なくない。
 しかし、分かっている人は分かっているため、
●.「毎回、教科書に“わが国の台湾省”“台湾の科学者が”とか書いてあるのを見ると笑っちゃう」
というユーザーもいた。

  また、そもそも台湾人自身が中国人であることを認めていないとのコメントも多く、
●.「台湾人のほとんどが自分は中国人だと思っていないと思うよ」、
●.「多くの台湾人が、自分は台湾人だと答える」
という意見も。
 また
●. 「ウケるね。そもそも中国人自身が台湾人を区別して扱っているじゃないか」
という指摘もあったが、まさにそのとおりだ。

  台湾は中国共産党との内戦に敗れた国民党が“逃げ込ん”で支配を続けた。
 強権独裁政治が続いたが、その後の民主化で、反対党の民進党が政権を握ったこともある。

  日本は台湾の「中華民国」を国家として承認していないが、事実上は独立した地域として国交に準じた関係を結んでいる。
 体制の異なる中国とは国交を持ち、同じ民主主義の「台湾」とは国交を結んでいない、「奇妙なねじれ現象」とも言える。



サーチナニュース  2012/07/12(木) 11:37
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0712&f=national_0712_044.shtml

新しい日本の在留カード、国籍欄に「台湾」と表記される喜び

  7月9日、日本は外国人登録制度を廃止し、新たな在留管理制度を導入した。
 在留資格を持ち日本に中長期間在留する外国人を対象に、その在留状況を継続的に把握するのが新制度。
 氏名等の基本情報や在留資格と期間を記載し、顔写真が張られた在留カードが交付されるという。

  そして台湾の人々にとって大きく変わった点が、「中国」と表記されていた国籍欄が「台湾」になること。
 台湾メディアが、手続きを済ませた台湾人にインタビューしその喜びを伝えた。

  日刊紙「聯合報(ユナイテッド・デイリー・ニュース)」は、「日本に50年間住んでいる76歳の連根藤さんが、9日朝早くに東京都入国管理局に行き手続きをした」と報道。
 「台湾は私にとって、“愛する人たち”よりも大切な存在です。
 やっと台湾人という身分をもらうことができ、本当にうれしい。
 この制度が施行されたのは、5月に台湾に帰った台北駐日経済文化代表処の馮寄台元代表のおかげ。
 でもその前の羅福全、許世楷という2人の代表や、台湾同郷会、李登輝友の会のみなさまが長年に亘って努力をし続けてきた結果だと思っています」
という、連根藤さんのことばを紹介した。

  また、東京入国管理局の君塚宏・第一次長の
 「日本政府の立場は、台湾に対して何の変更もありません。
 今後はパスポートで確認します」
という台湾メディアに向けたコメントも掲載している。

  在留管理制度によって、在留期間の上限が3年から5年に延び、1年以内の再入国は許可手続きが原則不要になったなど在留外国人にとってのメリットもある。
 何はともあれ日本に住む台湾の人々は、新たに手に入れた在留カードの国籍・地域欄に記載された「台湾」という文字を見る度に、喜びが込み上げてくることだろう。




【日中の狭間にあって:台湾はどう動くか】



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