2014年2月15日土曜日

中国と台湾が関係修復、「日本はじき」が狙い :尖閣領有権で共闘

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レコードチャイナ 配信日時:2014年2月15日 9時52分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=83415&type=0

中国と台湾が関係修復、「日本はじき」が狙い
=尖閣領有権で共闘―露メディア

 2014年2月14日、ロシア国営RIAノーボスチ通信は11日、
 「中国と台湾が関係修復、ともに日本に対応へ」
と題する記事を掲載した。
 参考消息網が伝えた。以下はその概要。
 
 中国と台湾はこのほど、1949年の分断後初となる当局者の公式会談を江蘇省南京市で開催した。
 重要課題での合意は達成されなかったが、会談の実施自体が中台関係が新たな段階に入ったことを示した。
 今回は閣僚級の会談であり、開催場所は「国民党政府」の首都・南京だった。

 南京での会談はアジアのマクロ政治に関係する。
 アジアの経済発展に伴い、米国は中東に代わって極東重視を打ち出した。
 尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権問題をめぐり、日中対立は激化する一方だ。
 歴史は複雑だが、台湾が中国を支持していることが分かるだろう。
 台湾は「(尖閣は)中国の領土だ」と言う。
 もしこれが1980年だったら、台湾は日本に反旗を翻し、中国を支持できただろうか。
 無理だ。時間の針は元に戻せないのだ。

 米国の同盟関係で最も重要な国である日本を、中国は「つまみ出そう」としている。
 中国メディアの報道はそれ一点張りだ。
 「日本の首相は戦犯が祀られている靖国神社を参拝した。
 米国さんよ、これをどう思う」
というわけだ。
 中国人と韓国人は「反日」で共通している。
 中台が関係を修復し、ともに日本に対応する。
 公にはされていないが、そういうことだろう。