2014年4月7日月曜日

ボクが台湾を「大っ嫌い」な3つの理由:ドイツ人が発言、動画が評判に

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サーチナニュース 2014-04-07 16:33
http://news.searchina.net/id/1529141

ボクが台湾を「大っ嫌い」な3つの理由―ドイツ人が発言、動画が評判に

 台湾で、インターネットで3日に公開された「ドイツの男が台湾を“大っ嫌い”な3つの理由」と題する動画が注目を集めている。
 7日午後4時までに閲覧回数は36万回を超えた。

 カメラに向かってドイツ人という若い男性が、
①.「台湾を大っ嫌いな第1の理由は人々がフレンドリーすぎること。
 おかげで道を覚えられない」、
②.「食べ物がおいしすぎる。
 ぶくぶくに太ってしまう」、
③.「自然が美しすぎる」などと述べ「(ドイツに)帰りたくないんだよ。
 これ以上ここにいたら、ママに殺されちゃうよ」
などと、台湾のすばらしさを“批判”した。

  3日に公開され、2日間で閲覧回数は5万を突破。
 その後、台湾のテレビで紹介されたこともあり、7日午後4時までに閲覧回数は36万回を超えた。
   画面ではワイシャツにネクタイ姿の若い男性が、
 「台湾に来て、ずいぶんたつけど、台湾が本当に大っ嫌いな3つの理由があるんだ。
 それは人、食べ物、自然さ」
と話しはじめる。
 「ドイツ人」と紹介されているが、男性は英語で語っており、中国語と英語の字幕がつけられている。

 男性はまず台湾人について
★.「フレンドリーすぎるのさ」と述べ、
「いつもボクに、何か困っていることはないかと尋ねてくる」、
「道にまようと、きっと教えてくれるんだ。だからボクは、また(同じ場所で)道に迷うことなる」
と“不満”を語った。

★.次に台湾の食べ物を“批判”。「台湾の食べ物は、おいしすぎるんだ」、
 「これ以上食べたら、ぶくぶくに太ってしまう」
と述べた。
  男性の話す言葉の一部は、「放送禁止用語」をカットするように信号音をかぶせられている。 
やや下卑た口語表現で、台湾人の性格や食べ物をおいしさを強調した部分を、わざとカットすることで、面白さを演出したと思われる。

★. 同男性は最後に、台湾の自然の素晴らしさに言及。
 「あまりにも美しすぎる」と述べた上で、
 「(ドイツに)帰りたくないんだよ。これ以上ここにいたら、ママに殺されちゃうよ」
と“ボヤい”てみせた。

  動画投稿の「仕掛け人」は、Jonny(ジョニー)と名乗る20代の台湾人。
 学生が大陸とのサービス貿易協定への抗議活動を続けていることが動機だった。
 まず、騒ぎに接したら、台湾に来た外国人は驚くだろうと思った。
 次に、将来についてあせりを感じている台湾の若者に
 「外国人が台湾を素晴らしいと思っていることを知らせたかった」、
 「そうすれば、この小さな土地に暮らす台湾人は、自らにさらに自信を持つようになる」
と考えという。

  投稿の動画では、発言したドイツ人という男性と台湾人の友人とくつろぐ様子や、緑が美しい台湾の空撮写真も、短時間であるが紹介されている。
   同動画は台湾のテレビで紹介された。
  7日午後4時までに閲覧回数は36万回を超えた。
  中国メディアの中国新聞社も同話題を紹介した。
 中国メディアは台湾の学生らによる「サービス貿易協定反対運動」を否定的に扱う場合が多いが、中国新聞社は「外国人にも台湾のすばらしさが評価された」と、台湾メディアと同様の紹介をした。




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